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  出版縦横記 人脈編

   神林広恵 (著)『噂の女』(幻冬舎) を読みました。  著者の神林さんは、『噂の真相』(2004年休刊)の女性社員として、活躍された方です。

   僕がやっている仕事にも関係あることが多く、色々と得るものがありました。

 さて、神林さんが、「噂の真相」の編集長だった岡留安則に言われたことで印象的なことがあります。

 それは、社外人脈を作ることの大切さ、です。  具体的に言えば、作家や評論家、マスコミ関係者とお酒を飲んだりして仲良くしておけ、ということです。

 「噂の真相」の編集部、新宿のゴールデン街の傍にあったのも、業界関係者が集まる文壇バーなどがあり、情報収集にもってこい、という事情があったようです。

 まぁ、今の時点では、僕がやっている仕事に、さほど人脈は必要ありません。

 第一、僕は、名刺すら持っていませんからね。  また、僕が個人的にお世話になっている先生の中には、著名な方も若干いますけれども、だからどうするというわけでもありません。

 それでも、マスコミで仕事をするなら、人的なネットーワークに乗っていないと圧倒的に不利になる、という状況は、確かに肌身で感じます。やはり、業界人御用達の国会図書館と大宅文庫だけでは、太刀打ちできない世界があります。

 「では、どうする?」と言われれば、思慮中です。  そういえば、武術仲間や大学院の知り合いに大手新聞やTV局の社員がいたので、人脈についてあれこれ聞いてみることにします。  

山田宏哉記

追記。 うまくいけば、来年の4月からは、出版社一本になるかもしれません。そのときは、「さらば、掃除屋」。

2006.11.30

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