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  コーヒー中毒者への道

      最近、コーヒーを割と飲むようになりました。  と言っても、暇なときなどには飲みません。

 主として頭脳労働が必要な時に飲みます。  具体的には、深夜のファミリーレストランでの読書の際に、よく飲みます。

 頭に叩き込むべき情報があるときは、傍らにコーヒーがあると助かります。  知識の吸収率がよくなる気がするのも、あながち主観的な思い込みではないでしょう。  眠気が飛んで、集中力が増します。

 コーヒーが身体にいい飲み物ではないことはわかっています。  しかし、現代人として生きている限り、内臓に負荷をかけてでも、頭脳を活性化させなければならない時は、必ずあります。

 裸で野原を駆け回って、夜は電気もない生活をしているのであれば、コーヒーなど飲む必要は全くないでしょう。

 しかし、極度に人工化された現代日本の中では、純粋な意味で、自然に生きることは、もはや不可能です。

 熱心なエコロジストだって、地球に優しい「竪穴式住居」に住んでいるわけではないでしょう。

 人工物の毒気を完全にシャットアウトすることは不可能です。  ならば、うまく折り合いをつけるしかありません。

 もし、コーヒーを飲んで勉強したおかげで、お金が儲かっていい暮らしができれば、「肉を切らせて骨を断つ」式の健身術になりえます。

 また、タバコや酒に比べれば、コーヒーは、さして深刻な害はありません。  コーヒーによる健康被害ならば、この際、想定の範囲内です。    

山田宏哉記

追記。 後でコーヒーで飛ばした分の眠気をフォローすることも大切です。

2006.12.16

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