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  口述 文筆劇場読者は、どの政党を支持すべきか?

 「倒すか、倒されるか」の試合が迫っているので、本日も口述で失礼します。

 「文筆劇場のリスナーは、どの政党を支持すべきか?」という不必要に硬派なテーマで話しました。

 結論から言うと、「アメリカの対日政策を考えた上で、バランサーとして動く」というのが、最も賢明で思慮ある態度だと思います。

 アメリカ政府は、毎年、ウォール街の金融屋の利益などを代弁して、年次改革要請という形で、日本国民の富を収奪しようと、郵便局の民営化とか、規制撤廃とか、無理難題を押し付けてきています。

 日本の政権与党である自民党も、本音では、日本国民の生活をメチャクチャにする、こういう要求を丸呑みしたくはないわけだけど、アメリカ様の言うことは、受け入れざるを得ない。

 そんな時にカードとして機能するのが、反米野党の存在です。

 自民党は戦後を通して、自身は親米政党の振りをしながらも、「共産党の反対があるから、その改革の実現は難しい」とか反米野党の存在を口実に、アメリカの無茶な要求を妥協させてきました。

 戦後、自民党と反米野党は、表では争っている振りをしながらも、裏ではものすごく癒着して、アメリカのエゴ丸出しの要求に対抗してきました。

 今は、反米野党が壊滅状態です。だから、自民党もアメリカの要求を断る口実をなくして、スパスパと格差社会に向けた法制が整っています。

 もちろん、反米野党が政権を取ることになったらまずいけれども、彼らも一定の割合で必要なわけです。

 アメリカの要求を体よくかわすための絶妙な均衡点を探り、その比率に近づけるべく、バランサーとして動くことこそ、日本の選挙民として、最もレベルの高い行動だと思います。

   簡潔にいえば、こうなります。

山田宏哉記

P.S. 強者の要求をかわすために、自分の敵対者を育てておいて、「○○の反対があるから実現は難しい」などと言い訳するのは、日常生活でも使える狎治瓩両鐡綣蠱覆任后

2007.10.30
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