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  口述 大人の悪癖

 (時間がないので、詳細は口で喋っています)

 「大人の悪癖」という話をしました。

 僕たちは大人になるにつれて、誰にも叱ってもらえなくなります。  えてしてそれは、「自由」や「解放」というより、堕落への罠となります。

 子供は、自分の過失や間違いを叱ってもらえるからこそ成長できるという面が多々あります。  

 自分の悪癖に気付きにくいのは、子供も大人も同じです。  大人の場合、周囲から馬鹿にされて終わりです。

 他人の欠点を本人に指摘するのは、手間がかかるし、あまり愉快なことではありません。「叱る」という行為の根本には、思いやりがあります。

 だからこそ、大人はせめて、自分への苦言を呈する人に、最大級の感謝をするべきなのです。

山田宏哉記

P.S. ぜひ、音源の方も聴いてみてください。

2007.11.6
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