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  有言実行 リアルで文武両道のリーダーとなる

 (またも自分語りで申し訳ない)

 今、自分自身の生き方のことで、色々と反省しています。最大の問題点は、ウェブ上のいわば虚像の山田宏哉が、現実生活の僕を凌駕してしまっていることです。

 文筆劇場で僕が何かを書けば、それを読みにくる人がいる。そのこと自体は、恵まれたことだし、感謝すべきことだと思います。じゃあ、翻って、リアルな山田宏哉はどうか。少数の友人などを相手に、小生意気な与太話を繰り返すだけではないですか。

 場末の大戸屋やラーメン屋で、友人相手に「ウェブ社会の未来」とか「日本政治の問題点」とかを演説したところで、それ自体が馴れ合い化して、なかなか現実を動かす力にはなりえない。

 文筆劇場の読者も、おそらくオフラインの世界では、「山田宏哉」の名前を聞いたことはないと思う。この一点からして、僕がいかに「自分はこんなにすごい」と自己宣伝したところで、やはりウェブ上に跋扈する十把一絡げの勘違い野郎であることは、間違いありません。

 悔しいよ。ウェブ上の虚像に頼らざるを得ない自分自身が。現実の僕よりも、文筆劇場の僕の方が、力を持っていることが。それでも、たいした力になりえていないことが。

 今、グーグルで「山田宏哉」と検索すれば、1000件以上、僕の悪口が出てきます。僕の名を騙る人がしょうもない書き込みをして、自作自演でそれを貶すという、完全に倫理のタガがはずれた状況がまかり通っています。

 ひとつだけ言っておけば、僕は彼らからただの一度も個人的な連絡を受けたことがありません。文句があるなら、直接、言ってくればいいのにね。要するに彼らは、虚像の「山田宏哉」の世評を落とすためだけにやっているわけです。

 ただ、悪口の中にあった「実際の山田宏哉は根暗なオタクという表現がぴったりの男。趣味はネット。 人と話すのが苦手で飲み会でも隅のほうに一人でいるタイプ。」というのは、全くその通りだな。

 会ったことも、話したことも、メールのやり取りすらしたことのない人が、したり顔で僕を語る。それは元来、とても気持ち悪いことなのだけど、ウェブでの活動に頼っている以上、やっぱりある程度、引き受けていかなくてはいけない。

 こんなことを、ウェブ上で書くこと自体が矛盾なのですが、とはいえ文筆劇場に登場する僕も、やはり虚像なのです。積極的な嘘は書いていませんが、自分に都合のよい事実や経験だけを編集しています。

 要するに、現実世界でウダツの上がらない人間が、表現手段を手にしたことによって、勇ましく吼えているだけです。

 まずは、現実世界で仕掛けて、先んずること。現実世界で、文武両道のリーダーとなり、周囲から尊敬される人間になること。現実の僕がそういう魅力と風格を備えていなければ、文筆劇場の読者も報われないでしょう。

 だからこそ、今は、この一点に眼光を定めています。同時に、文筆劇場ラジオ・ステーションを開設し、ウェブをリアル化していくことも射程に入れています。

  山田宏哉記

P.S. フランクリンやゲーテのような「万能人」こそ僕の理想です。文句あるか。

2007.11.10
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