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  犁容範囲瓩鮓極める

 物事には、犁容範囲瓩箸いΔ發里あります。  「ここまでは許されるけど、この先は許されない」という境界線があります。

   法律や規則、ルールというのは、そのような境界線のひとつです。  ただ、多くの物事の許容範囲は、明文化されていません。

 人間関係にしても、「ここまでは許されるけど、ここから先は許されない」というラインがあります。

 当然それは、相手との関係性によって変わってきます。  ですからもちろん、マニュアルにはなりません。

   企業社会でも、許容範囲を見極められる人が、異性の社員と円滑にコミュニケーションをとる一方、見極められない人は、セクハラで解雇されたりします。

 世の中には、このような許容範囲を、直感的に見抜ける人と、見抜けない人が存在します。

 「場の空気が読める、読めない」という表現は、この能力の一面を示しています。どちらが世の中を渡る上で有利かは、言うまでもありません。

 現代社会を考えると、僕自身を含めて、「ここまでは許される」というラインへの踏み込みが浅いように感じます。

 境界線を踏み超えない範囲で、世の中に仕掛ける、あるいは相手との関係性を築いていくということができなくなっています。

 リスクを恐れて、許容範囲のずっと手前で立ち止まっているわけです。

 一般にチャンスというものは、「一歩間違えたら…」という許容範囲スレスレに存在します。もっと「際どさ」を求めていかなければならないと思いました。

  山田宏哉記

P.S. この「許容範囲」の話は、友人に喋ったことそのものです。

2007.11.18
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