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  プロモーターの才覚を求めて

 早稲田ワンダートークで、「校歌と『早稲田ウィークリー』」 という話をしました。かなり言いたい放題で、辛辣なことも言っています。

   これだけなら只のローカル・ネタなのですが、この音源を当事者である「早稲田ウィークリー」の編集部に送りつけました。

 「さてこの度、私どもが製作しているウェブ上のミニ・ラジオ番組で貴誌に言及させていただきましたので、事後で恐縮ながら一報させていただきます」というメッセージを添えておきました。

 以前の僕なら、面倒なことに巻き込まれるのが嫌なので、おそらく当事者たちに通知することはしなかったと思います。自分が作った作品をプロモート(販売促進)していくことを、甘く見ていたように思います。

 文筆劇場の読者なら、「私どもが製作しているウェブ上のミニ・ラジオ番組」という箇所で吹き出すかもしれません。

 こういう場合、プロモーターとしては、相手の言語や常識に合わせることが大切だと思います。

 一般に、学生のラジオ番組というのは、数人の仲間が、それぞれ自分の得意な分野を担当して、協力して作るものです。「このコラボレーションこそ、創造力の源泉!」というのが、世人の理解したがる構図です。

 この流れに沿うと、一見、表面的には、僕一人のスタンドプレーが目立つように見えるかもしれないけれども、その背景には、数え切れぬ人々との出会いと別れがあります。その経験のひとつひとつが、文筆劇場のコンテンツを作っているのです。

 また文筆劇場の内は、すでに顰蹙ものの発言で溢れていますが、今後は、これを外部の一般社会に散布していくことが、僕にとっての課題です。

 ですので今後、ラジオ番組で言及したヒトや組織に対しては、原則として音源を送ろうと思います。

   その制約の中、どれだけ相手にとって耳の痛い内容も喋れるかということが、僕にとっての勝負です。

  山田宏哉記

P.S. 「相手のいないところで悪口を言う」という人間の弱さの克服を目指します。

2007.11.28
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