ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1835)

 Eモバイルでネット遊牧民に

   申し込んでいたEモバイルが開通しました。

 これで、その辺の喫茶店などでネット接続をすることができるようになりました。コンセントが使える店であれば、バッテリーを気にすることなく、使い放題となります。相当に便利です。

 ただし、自分の部屋が「圏外」になっていたのは、手痛い誤算でした。また、日本エイサーのミニノートPCを買ったときに、Eモバイルとセットであれば、安く済ますことができたのですが、別々に購入ということで、今思えば失敗でした。

 僕は迂闊にも、最近までEモバイルのサービス内容をほとんど知りませんでした。こんな便利な機能があるとは思ってもみませんでした。

 IT業界の動向には目を光らせているつもりなのに、最近は、特にこういったことが多くなりました。情報技術へのリテラシーの有無は、日本人を二分しつつあると強く感じます。

 例えば、ファミレスで食事した後に、文章を書き、自分のウェブサイトにアップし、ポッドキャストをダウンロードしてシリコン・オーディオに突っ込むということができるようになりました。これは、僕にとっては夢のような情報生活です。

 プロバイダーと契約して、自宅で有線のLANケーブルを設置するといったことは、もう時代遅れでしょう。ネットカフェでシコシコとPCに向かっていても、放火されて焼け死ぬのが関の山です。

 今こそ、僕たちは「ネットカフェ難民」から「ネット遊牧民」に進化する時です。ネットカフェで暮らすというのは、世間体を無視すれば、なかなか機能的ではありますが、コストパフォーマンスと安全衛生上の問題があります。

 もっとも、日雇い派遣で生計を立てている人にとっては、ミニPCを持ち歩き、Eモバイルでネット接続するというのは、経済的に不可能かもしれません。その意味では、妥協して社会人になったという人たちにも、カネを持っているが故のチャンスが回ってきました。

 えっ、妥協して社会人になったのに、月々のお小遣いが1万円? うむ、人生、諦めが肝心じゃな。

 追記. ともかく、ネットカフェ難民には負けないぞ。

山田宏哉記

 2008.10.2
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