ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1874)

 週5で仕事を覚えられるのか?

 自分が身につけたいと思う事柄は、毎日するのが原則です。武術の稽古にせよ、楽器の練習にせよ、勉強にせよ、毎日やって当たり前です。

 さて、日本の労働環境では、現在、土日は祝日というのが一般的になっています。

 必然的に、1週間のうち5日、祝日を含めると一年間のうちに約240日しか仕事をしてないことになります。

 果たしてこれは、「腕を上げたい」と切に願う人のトレーニング量として適切といえるでしょうか。僕から見ると、全然、足りていない。

 もちろん、「労働は苦役である」という視点に立つと、なるべく休日は多い方がいいし、勤務時間は少ない方がいい。ただ、そういう人とは住む世界が違うので、何も言うことはありません。

 僕は今、自分の実務遂行能力を抜本的に底上げする必要性を感じています。

 ケアレスミスの多さや不注意によるヘマ、スプレッドシート(エクセル)のスキルなどの面で、だんだん自分で自分を許せなくなってきました。

 自分に事務能力の適性がないことはわかっています。主観的に一生懸命やっても、誤字脱字やレイアウトミスをしでかすこともわかっています。

 こういうことは、大抵、できる人には努力なくできますが、できない人にとっては努力してもできません。

 (自分の会社を立ち上げるとしたら、数合わせや校正や確認作業など、「アルバイトにやらせておけ」と指示するところですが、今はそういうわけにもいきません。)

 もちろん諸事情により、今は事務をやってカネを稼いでいるわけですから、適性がどうとか言うわけにはいきません。好きなことやって食っていけなかったんだ。仕方ないじゃないか。

 「細かい事務作業には、性格的に向いてないな」と思いながらも、人並み以上のパフォーマンスを出さなければどうしようもありません。やるしかない。逃げたらホームレスです。

 そのためには、週5ではとても間に合わない。ただでさえ、年齢的に社会人になるのが遅れています。休日に休むというのはまさに自殺行為です。

 ですので今後は、土曜日は休日ですが、原則、土曜の午前中は会社にサービス出勤をして、その週に取りこぼしたことの穴を埋めたり、復習をしようと思います。口実は「エクセルの練習」でどうかな。  

 追記. やるときはやって、休むときもやる。これぞ、喀血仕事術。 

山田宏哉記

 2008.11.6
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