ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1874)

 暴論炸裂! 米日関係と自衛豚

 近頃、気持ち悪いと感じた事件のひとつに、自衛隊の田母神俊雄前航空幕僚長の更迭問題があります。マスコミを含めて「言論の自由」の立場から田母神氏を擁護する人が見当たらないことです。  

 もともと、「言論の自由」などというものは努力目標であって、実態として存在したことはありません。空気を不穏にする発言をする人は排除されるのが人間社会の常です。これはほとんど本能です。  

 僕は、田母神氏には歴史的な教養に欠けると判断しますが、何かを言わずには気がすまなかった気持ちがわからないでもありません。  

 自衛隊というのは、米日関係の矛盾の突端にいるような組織です。また、自衛隊員は、訓練ばかりで実戦経験がありません。これではストレスがたまるのも当然です。その組織の長が少々、とち狂ったくらいおおめにみてもいいのではないでしょうか。  

 終戦直後、アメリカ大使館でマッカーサーと天皇陛下が会談をしますが、並んで写った写真(リラックスして長身のマッカーサーと直立不動の天皇陛下)が、SCAPによって強制的に新聞報道させられました。  

 また、敗戦国日本は憲法によって非武装化され、人工的にデモクラナイズ(民主化)され、伝統的な価値観は捨て去られました。SCAPにより、日本の新聞社の上層部は公職追放にあい、新聞も事前検閲により、占領政策に関する報道はできなくなりました。  

 愛国心に欠ける僕でも「これはひどい」と思います。  

 その後、アメリカの反共闘争や朝鮮動乱によって、軍隊ではないと詐称する自衛隊が誕生しました。特に、戦後日本はアメリカの属国として経済的成功を手にしますが、代償も小さくはありませんでした。  

 ちなみに、日本が侵略国家というのはその通りですが、欧米列強の方がむごい殖民地支配をしていたこともまた事実です。  

 ジョークのような話ですが、今からほんの百数十年前には、「黒人は人間か?」ということが真面目に議論されていたのです。さらにいえば、キリスト教やユダヤ教は、異教徒の虐殺を肯定しています。まさに邪教と紙一重です。  

 というわけで、日本だけが侵略国家とはまさに濡れ衣! とはいえ、処世のためには公の場でこういう話はしない方が無難です。  

 ただ、こういう危ない話は、狎府見解瓩箸呂け離れていますが、時にサバイバルのためには知っておいた方がいいことかもしれませんね。  

 追記. ちなみに、犲衛隊瓩鬮犲衛豚瓩班週すれば、誰でも嘘をつかずに犲衛豚員瓩鮗称できます。

山田宏哉記

 2008.11.7
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