ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1914)

 戦略的な休日の過ごし方

 「休日の過ごし方」を考えるとき、まず一言言っておきたいことがあります。

 それは生活のメインはあくまで平日にあるということです。ですので、休日の過ごし方は、平日をより有意義に過ごすという目標から逆算して考えるのが理にかなっていると思います。

 「平日はつらい仕事が続いているけれども、週末は思い切りゲームをやってすごせる。だから、平日はガマンガマン」などという態度では、人生の大半が黒く塗りつぶされることになります。

 例えば僕は、平日の余暇は、文章執筆とポッドキャストやラジオサーバーのコンテンツを聴いて過ごします。この時間をいかに充実させることができるかということが最も大切なことです。

 ですので、休日は録音するラジオ番組を見直したり、新たに購読する価値のあるポッドキャストを探したり、業務効率の改善に資するソフトウェアを導入するなどの"仕込み"をすることになります。

 もちろん、身体のメンテナンスも大切な要素のひとつです。

 知識や教養に関しても、休日は普段あまり勉強できない分(それでも普通の学生よりはしていると思いますが)、まとめて頭に詰め込みます。これで平日の行動がよりよいものになれば儲けものです。

 休日に、バカのひとつ覚えのように遊園地やテーマパークに出かける人たちにケチをつけるつもりはありませんが、それによって平日がより豊かなものになるかという検討くらいはしてもいいのではないでしょうか。

 休日は平日の価値を高めるために使う。この限られた人生の中で何事かを成し遂げたいと思ったら、これが鉄則だと僕は思います。

 追記. 週末を待ち遠しく思うようになったら、人生おしまいです。その先にあるのは、老後への憧れであり、いずれ自分が死ぬ日を待ち遠しく思うようになることでしょう。

山田宏哉記

 2008.12.4
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