ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1915)

 "個人ウェブサイト業界"のインターフェイス問題

 キーボードやマウスを性能のいいものに変えるだけで、PCへの入力速度が格段に向上することがよくあります。僕の場合、ATOK2008を導入したことで漢字変換がスムーズに進み、さらに文章入力の速度が向上しました。

 ところが、こういう話に対してあまり食いつきのよくない人が大半です。

 思うに、インターフェイス(特にコンピュータと人間の接続部分)に対して、感度が低い人が多いのではないでしょうか。

 リレーにおけるバトンタッチの重要性を否定する人はいないと思いますが、僕たちはもっと「人間がコンピュータを扱うということ」にこだわるべきだと思います。

 特にこれが顕著なのが、玉石混淆の個人ウェブサイトの世界です。

 他の人が作った個人ウェブサイトを見るとき、大抵、最初に感じることは失礼ながら「使い勝手が悪くて、見にくいデザインのサイトだなぁ」ということです。

 文章の善し悪し以前に、読む気にならない。つまり、土俵にすら上がれていない。訪問者は、本音ではそう思っているでしょう。本気で読者に対して自分の考えを届けたいと思っているのか?

 自分で言うのは何ですが、文筆劇場のインターフェイスは、有象無象の個人サイトの中では使いやすい方だと思います。

 大枠のデザインやレイアウトを固めているので、日々の更新作業は文章を書いたファイルをアップロードして、リンクを貼るだけで完了するようにしています。

 文章の内容や質はともかく、新しく更新した原稿がどれであり、一本の記事がどこからどこまでであるかということは明確になっているはずです。タイトルと執筆日時も迷うことはないと思います。

 オシャレではありませんが、機能的にはできていると自負しています。

 例えば、800字のデジタル原稿があったとして、そのタイトル(テーマ)と執筆日時と、文章がどこから始まってどこで終わるのか、くらい読者に対して明確にするべきでしょう。

 トップページから長文がダラダラ続くウェブサイトなどは、もはやブログ以下です。

 僕は何か厳しすぎることや間違ったことを言っているだろうか。ごく当たり前のことだと思うのですが、このような最低限度の文章マナーがなっていないと、"個人ウェブサイト業界"全体が低く見られるので、残念なことです。

 追記. 高度なプログラミング言語をウェブサイトに埋め込む前に、することがあるのではないでしょうか?

山田宏哉記

 2008.12.4
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