ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (1933)

 モバイル学習進化論

 今更ながら、オリンパスのICレコーダーとアップルのiPodTouchの相性のよさに驚いています。というのは、両者に放り込むモバイル学習のための教材がほとんどかぶらないからです。

 トークやニュースがメインのポッドキャストや放送大学等のコンテンツは、ICレコーダーに入れて聴いています。

 対して、動画を含んだ教材や音楽は、容量の大きいiPodに入れて視聴することにしました。

 これによって何が変わったか。これまで僕は牾綾仞茘瓩醗譴くりにしてきたものに対して、さらにきめ細かなアプローチが可能になりました。

 例えば、電車の中でiPodの動画コンテンツを視聴し、電車から降りたらICレコーダーの高速再生コンテンツに切り替える。

 あるいは、ファミレスで食事を待つ間は、日経ビジネスの「トレンド見つけ隊」を見つつ、食事が来たら放送大学の「文学のたのしみ」に切り替える。

 そんな日常生活の状況毎に合わせて最適なモバイル教材での学習が可能になったのです。もちろん、両者を同時再生して、右耳から言語的コンテンツを聴きつつ、左耳で音楽を聴くといったことも可能です。

 それに伴って、PCの役割も変わってきました。数年前は、一般人にとってPCと言えば爛優奪肇機璽侫ン瓩鬚垢襪里メインの作業でした。

 しかし今は、ICレコーダーやiPodあるいはUSBメモリといった爛ジェットの中継基地瓩箸靴討量魍笋ますます大きくなりつつあります。

 僕は、文筆劇場のほぼ全ファイルを4GBのUSBメモリに入れて持ち歩いていますし、ICレコーダーのファイルをiPodに転送する際にも、PCは必要です。

 近い将来、僕はラジオサーバーともPCを直接接続して、統合的なモバイル学習環境を構築したいと思っています。

 もちろん、こんなことは学校の授業では教えられませんが、この手のセンスのある人が、例えば大学受験闘争においても圧倒的に有利な立場に立つことは疑いありません。特に暗記科目など楽勝です。

 つくづく感じるのは今、情報革命によって、人間の学習環境に地殻変動のような変化が訪れているということです。ねじり鉢巻をして、机に向かって教科書片手に真面目に勉強すれば勝ち残ることができた時代は、急速に終わりを迎えつつあります。

   追記. 果たして君はこの流れに振り落とされずについてきているか? むしろ仕掛ける側の人間か?

山田宏哉記

 2008.12.14
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