ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2314)

 誰が中川昭一氏を殺したのか

 ここ数週間、非常に狭い視野で集中して仕事をしてきたので、脳の認識機能のバランスが悪くなっていることは自覚していました。

 おかげで、すっかり失われていた世の中への関心が、ある程度よみがえってきました。

 さて時事的なことを言えば、「誰が中川昭一を殺したのか」ということがずっと気にかかっています。

 ローマG7の記者会見前に、財務官の篠原尚之氏や読売新聞の越前谷知子氏らがグルになって、効鬱剤のハルシオンか抗精神病薬を中川氏のワインの中に混ぜたというのが、専らの噂です。

 これが事実ならば、中川氏を死に追い込んだという意味において、彼らは明らかに道義的な責任を負っています。

 また、結論から言えば、マスコミと国民が彼を殺したのだと結論付けざるを得ません。まさに"憤死"という言葉がピッタリきます。

 あまり言われないので書いておきますが、マスコミから"日本の恥"などと大々的にバッシングされたら、普通の一般市民は極度のストレスで神経が持ちません。

 アルコール中毒で鬱病の人に対してそんなことをしたら、自殺に走ったり、病死することは子供でも想像できることです。

 マスコミ関係者は、自らの手で中川氏を殺しておきながら、実際に死んでしまったら焦って「彼は立派な人でした。ご冥福をお祈りします」みたいな責任逃れの報道をする。

 この偽善と無責任ぶりは、やはり許しがたいと僕と思う。恥を知れ。なぜ「あの決定的失態を演じた以上、死んで当然だ」と書かないのか。

 そしてあえて書いておきます。中川氏の酩酊会見に対して、「日本の恥」という罵声を浴びせた日本国民の一人ひとりが、中川氏を殺したのです。

 このことを忘れてはならない、と僕は思います。そしておそらく僕も、中川氏を血祭りに上げた殺人者のひとりです。その自覚は持っている。

   追記. 以上、アマチュアの知識人として、これだけは書いておきます。

山田宏哉記
 
 2009.10.7
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