ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2319)

 【実務家の批評】時給・月収・年収

 時給換算すると、自分が今の立場に見合っただけの仕事をしているかどうかが、実感としてつかみやすくなります。

 毎月160時間(1日あたり8時間×月あたり20日)働くとして、時給\1,000だと、理論的には月収16万円、年収192万円になります。

 まず、「時給\1,000、月収16万円、年収192万円」という数字は、覚えておいて損はないと思います。

 "職業・フリーター"の方にとっては、このあたりが上限でしょう。現在のウォルマート正社員の収入もこのくらいです。

 おそらく中期的には、このラインが世界の平均的労働者の収入モデルとなるでしょう。

 日本企業の若手社員は、時給換算すると\1300〜\2000くらいでしょう。これを月収で言うと、20〜32万円。賞与が年4ヶ月分程度出るとすれば、年収は380〜510万円くらいになります。

 仮に日本企業の若手社員の収入モデルを「時給\1,500、月収24万円、年収380万円」とすると、年収換算では、先程の世界水準の約2倍になります。

 「フリーターとは住む世界が違う」とは言わないまでも、これだと誰でも新卒で就職できるわけではないことの説明がつきます。

 ちなみに、東京で一人暮らしをする場合、これくらいの収入がないと、貧乏生活になります。

 同様にこのような組織内で出世するとして、「時給\4,000、月収64万円、年収1000万円」で年収1,000万円の壁を突破することができます。

 賞与抜きだと、年収1,000万円稼ぐためには「時給\5,300、月収85万円」を稼ぐ必要があります。

 年収2,000万円という"一般人の壁"を突破するためには、丁度この2倍である「時給\10,500、月収168万円」が必要です。

 ここまでくれば、世界水準の労働者(時給\1,000、月収16万円、年収192万円)の10倍以上の収入となります。完全に"住む世界が違う"ということになるのは、言うまでもありません。

   追記. 「時給\1,000の労働者」については、また改めて書きます。

山田宏哉記
 
 2009.10.14
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