ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2343)

 【実務家の批評】1日16時間労働を基本とする

 ハードワーカーにとっては、1日16時間労働が基本と言っていいと思います。

 健康を害したり、"プライベート"を犠牲にすることなく、仕事に打ち込める限度は、おおよそ1日16時間くらいでしょう。

 一般に激務とされる官僚や外資系の金融機関やコンサルティング会社の社員、ベンチャー企業の経営者の執務時間も、大体、これくらいが上限だと思います。

 華僑の労働時間やインド工科大学の学生の勉強時間も、大体、1日16時間程度のようです。要するに、人が何かに"フルコミットメント"するときの目安は、1日16時間くらいなのです。

 もちろん、口では「死ぬ気で、1日24時間働こう」と言うこともできます。しかし、「ならば、実際にやってみろ」という話です。2〜3日限定でならば、できるかもしれませんが、睡眠時間を削って仕事をしても、どうしても仕事の質を落とすことになります。

 僕も、宮仕えでは、深夜0時を回ったら、よほどのことがない限り、「打ち止め」にします。何しろ、翌日も1日16時間労働が待っているのですから、無理をして身体を壊しても、バカらしいだけです。

 では、1日16時間労働とは、どれくらいの量なのでしょうか。簡単に言えば、「人の2倍」です。普通の成人男性が、残業なしで働く場合、1日8時間くらいでしょう。大体、この2倍です。

 もちろん、単に時間を引き延ばしても、効率が悪ければ意味がありません。

 普通の人が1時間かかってする仕事を、20分で済ますくらいの覚悟が必要です。これで効率3倍です。

 従って単純計算で、ハードワーカーは普通の人の2×3=6倍の成果を出すことができます。

 問題はこれを継続的に続けるということです。おそらくコツとしては、1日16時間の中に、勉強時間を組みこむことです。ハードワーカーと言えども、人並み以上に勉強することは必須事項です。

 活字の情報源として、最低限、経済紙(誌)、月刊誌の主要な記事、めぼしい新書などには眼を通しておきたいところです。

 以上のようなことに留意すれば、あなたも立派なハードワーカーになることができるのはないでしょうか。

   追記.社会人になってから約1年半。1日16時間労働は確かに効果があったと思います。

山田宏哉記
 
 2009.10.24
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