ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2424)

 【権力闘争論】少年兵とAKー47

    仮に反体制派の過激派の指導者になったとしたら、どのように国家権力と闘うでしょうか。

 かつて連合赤軍は「銃による纖滅戦」を唱えました。しかし、「総括」と「自己批判」による私刑により、自壊しました。

 以下ありえるべき戦慄のシナリオです。

 まず、テロリスト側にとっては、あるものを調達できるかどうかが、勝負だと考えます。少年兵とアサルトライフルのAK-47です。

 1万ドルのためなら喜んで命を捨てる少年を兵士として海外からリクルートします。AK-47も海外のブラックマーケットで調達します。

 そして、日本に密航・密輸させる。

 テロの標的は東京都庁。国家権力の象徴として、日本にこれ以上の建物はありません。

 武装した少年兵を東京都庁に突入させ、1方の部隊は低層階でフルオートで無差別射撃させます。もう1方の部隊は、ひたすら都知事の射殺を目指します。

 これで日本の警察には対抗不能です。自衛隊が突入しても、人道的にいきなり幼い少年兵を射殺するのは躊躇するでしょう。

 もちろん、それがテロリストの狙いです。そして、都庁で少年兵と自衛隊員が銃撃戦を繰り広げるとなれば、世界へのインパクトは抜群です。

 うーむ、極悪テロリストならやりかねません。

 結局のところ、暴力革命を成功させるために必要なのは、カネと兵士と強力な火器です。そしてこれは皮肉なことに、国家権力側の武器と同じなのです。

 ちなみに最初は「僕が過激派指導者なら国家権力とどう闘うか」と主題で書き始めました。

 しかし、「武装少年兵を都庁に突入させる」というアイディアはさすがに危なすぎるので、急遽「極悪テロリストならやりかねない」という話にすり替えました。

 追記. 以上、善良な市民の私からの警鐘でした。

山田宏哉記
 
 2009.12.29
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