ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2447)

 戦略的低空飛行の実践

 近頃、毎日が"生存闘争"になっています。

 ハードワークということもあって、身体はヘロヘロです。家に帰ると、スーツを脱いで、そのままベッドに倒れこむような生活をしています。

 気力が充実して意欲的に活動しているというよりは、目の前のやるべきことを何とかこなして、やり過ごすだけの日々になっています。"攻め"というより、"守り"の体勢に入っています。

 「情けない」と言われればその通りです。自分でもそう思っています。ただ、こんな境遇の中でも気付くことはあります。

 気力と体力が充実しているときに、優れたパフォーマンスを出すことができるのは、考えてみれば当たり前のことです。

 しかし、気力と体力が充実していなければ、結果を出すことができないというのでは、プロフェッショナルであるとは言えないでしょう。

 調子の悪いときに、「苦しいときこそ、頑張ろう」とか「逆境こそ、成功のチャンス」などと、無理やり意欲を高めようとするのは、何かが違います。

 大切なのは、コンディションが最悪の状態であっても、求められる水準以上の成果を出すことです。

 そして、ベスト・コンディションで取れる点数と、ワースト・コンディションで取れる点数の乖離はなるべく小さい方がいい。そうであれば、戦略的に低空飛行をするということも可能になります

 戦略的低空飛行とは、言い換えれば「(守りの姿勢で)嵐が通り過ぎるのを待つ」ということです。

 まぁ、そんな時もある。そんな時もあるよ。

 追記. では、明日に備えて寝ます。

山田宏哉記
 
 2010.1.24
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