ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2551)

 飲み会に仕事の下心を持ち込まない

 本日、川崎にて飲み会に参加してきました。19:00〜23:00のおおよそ4時間です。

 飲み会の後は、大抵、自己嫌悪に陥ります。今日も例外ではありませんでした。

 何も酒に酔うからではありません。

 酒の席で、適切な振る舞いができなかったことが悔やまれます。「場を盛り上げる」とか「酒の追加注文を聞いて回る」とか、そういうことが苦手です。また、その種の能力を身につけることに対して、なかなか情熱が湧いてはきません。

 普通は、「仕事のストレスを酒の席で発散する」と言われます。しかし、僕の場合は、飲み会より、はるかに仕事の方が好きです。

 僕が、そのような偏見の持ち主であることを踏まえた上で、あえて言います。

 もう、酒の席を通じて仕事をする時代ではないと思う。もちろん今でも、接待をして受注につなげたり、懇親会で人脈を広げたりと、"人間的つながり"が仕事に結びつくことは、珍しくないでしょう。

 それはあくまで結果の話です。酒の席を通じて仕事を得られた人は、きっと酒の席を通さなくても、受注できたでしょう。

 好きで飲み会に参加する分には、もちろん当人の自由です。

 しかし、人が飲み会に参加するのは、そのような理由ばかりではありません。

 「仕事上の都合を考えれば、飲み会に参加しておいた方がいいだろう」という場合もあります。そのために、職場の飲み会は、強制参加の雰囲気になりがちです。

 後者のような場合はもう、変に気を使って参加する必要もないのではないでしょうか。酒の席で取引先を決めるようなビジネスのあり方に、将来性があるとは思えません。

 仕事はあくまで、仕事として、仕事の場で行うべきでしょう。酒の力を借りるのは、やはり姑息だと言わざるを得ません。

 そもそも、「飲み会よりも、仕事が好き」で何がいけないのか。これはむしろビジネスパーソンにとって望ましい資質とすら言えます。   

追記.半分仕事の飲み会は、今後は徐々に廃れていくでしょう。

山田宏哉記
 
 2010.4.27
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