ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2579)

 Twit Delayで"24時間情報戦"に突入する

 指定時刻にツイッターに投稿するウェブサービスとして、Twit Delayが存在します。

 http://twitdelay.appspot.com/

 時間指定ができるようになることで、ツイッターを利用する上での可能性と戦略性は格段に向上します。なぜなら、ある発言を投稿するのは、必ずしも"今"がベストとは限らないからです。

 何をリアルタイムで投稿し、何を時刻指定で投稿するのか。また、時刻指定をする場合は、具体的に何時に指定するのが効果的なのか。おそらく、この要領を掴んでいる人間は、まだ存在しないと思います。

 ただし、大まかな傾向であれば、推論で把握することができます。

 例えば当たり前のことですが、普通の社会人は、日中働いています。

 勤務先がよほど"革新的な企業"でない限り、勤務時間中に個人的なツイッターを許可するとは思えません。ですので、ビジネスパーソンの場合、土日が過剰投稿になり、逆に平日が過少投稿になりやすい。

 フォロワーからすれば、これは結構「迷惑」なことではないかと思います。平日(特に日中)はほとんど投稿がないのに、深夜や土日にドバッと一気に投稿されたら、内容以前の問題として、「何だかなぁ」という感じがしないでしょうか。

 情報にはリアルタイムだからこそ意味があるものと、リアルタイムでなくても構わないものがあります。具体的に言えば、ダジャレや名言の類は、リアルタイムで投稿する必要があまりありません。

 こんな場合、仮に深夜、投稿するネタが5本あるとしたら、一気に5本連続で投稿するのではなく、時間帯を分散させて、均一化した方が"情報の有効活用"と言えるのではないでしょうか。

 ただし、この5本の投稿が「続きもの」であれば、一気に連続投稿した方がいい、という事情も絡んでくるでしょう。

 内容面でも、例えば睡眠に関する発見の記事の紹介であれば、夜に予約投稿した方が効果的でしょうし、食事に関する話題であっても、何となく相応しい時間帯というものはあるように思います。

 特に、実生活での非稼働時間(勤務中や睡眠中)に予約設定して投稿するようにしておけば、原理的に"24時間情報戦"が可能になります。

 フォロワーが世界中に散っている人にとっては、"24時間情報戦"という考え方を取り入れた方が生産的でしょう。

 こういう鮮度が落ちないネタは、非稼働時間に予約投稿しておいた方が、"情報の有効活用"と言えるでしょう。

 もっとも、運用上の問題ですが、ビジネスパーソンは、予約投稿する場合でも、時刻を"勤務先の休憩時間"に設定した方が得策でしょう。

 「あれは予約投稿であって、現実の私はキチンと働いていました」みたいな弁解をするのは、面倒くさいし、見苦しいものです。ならば、「勤務時間中にツイッターをやっている」と言われるようなリスクは、極力、排除した方が合理的です。

 もっとも現時点で、このような詳細を書き尽くすことは、とうてい不可能です。僕自身、試行錯誤の真っ最中です。

 前出の通り、既に時間指定による投稿は可能となっています。後は、どのような時間戦略をとるか、という勝負になってくるでしょう。

追記.ラジオ番組にしても、"生放送"と"録音放送"を組み合わせることが不可欠でしょう。究極的には、それと同じことです。

山田宏哉記
 
 2010.5.20
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