ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2584)

 Twilogはあくまで自分向けの帳面である

 「日経パソコン」の記事によると、ツイッターでは現在、最新の3200件のツイートしか見られない仕様になっているとのことです。

 日記として使っている人は要注意です。自分の過去の発言を重視する人は、Twilogに登録するのが無難なでしょう。

 僕もツイッターを備忘録や草稿を書き留めておく場所として使っているので、自分の過去の発言が消えてしまったりすると困ります。そこで発言をブログ形式で保存するTwilogも利用することにしました。

 以下がそのURLです。

 http://twilog.org/HiroyaYamada

 私のツイッターでの発言(≒ネタ帳)をまとめて読みたい場合は、Twilogで閲覧するのが便利かもしれません。最近僕が力を入れている"従属する写真"も、デフォルトで一口サイズで表示されていて、ありがたい。

 ただし、個人的にはだからこそ警戒しなければなりません。

 Twilogのコンテンツの質と量が向上して、ウェブサイトである文筆劇場のクオリティに肉薄してくると、「Twilogを読んでおけば、文筆劇場の記事は読まなくてもいいや」と思う人も出てくるかもしれません。最悪、僕は"ブロガー"と見做されてしまうかもしれません。

 もっとも、便利とは言っても、あくまでもTwilogの機能やカスタマイズ性は、ブログの域に留まっています。

 理由を一言で言えば、「"アクセス解析"が使えないから」です。

 ユーザーは、Twilogの自分のページにアクセスした人のログを取得することができない。厳しい言い方をすれば、それだけでツールとしては、使い物になりません。

 時々、書くことですが、僕の文章はアクセス解析で鍛えられています。要するに「訪問者がどの程度の時間をかけて記事を読んだか」で、自分の記事の出来、不出来を判断しています。

 中でも僕が重視しているのが、訪問回数が数百回以上の人が読むのにかける時間です。例えば、600字の記事で1分以上かけて読まれたら"それなりの出来"で、30秒以内なら"駄作"だと判断できます。

 このあたりは、僕がブログではなく、ウェブサイトを持つべきだと主張する大きな論拠のひとつです。

 ブログだと、設計上、これができない。だから、"サイレント・マジョリティの感想"が掴めない。時々、変な人がコメントを書き込んで炎上するのが関の山です。

 おそらく、多くのブロガーは、自分の記事を客観的に評価できないと思います。読者からフィードバックされる情報が乏しく、あっても大抵、社交辞令だからです。

 ツイッター専任のユーザーがTwilogに登録し、形式上、"ブロガー"になったとしても、取り立てて先進的なことをやっていることにはなりません。

 Twilogあくまでも、自分向けの帳面として使うのが基本でしょう。

追記.何度でもこだわって強調しますが、私は"ブログ"を書いているわけではありません。

山田宏哉記
 
 2010.5.24
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