ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2622)

iPhone―Bluetoothキーボード入力の衝撃

 昨日、ヨドバシアキバ店にてBluetoothキーボード(¥5500くらい)を購入しました。現状では、iPhoneへの入力用であり、予約しているiPadへの入力用です。

 試しに入力していみたところ、非常に軽快に入力することが可能でした。結論から言うと、iPhoneのiOS4を使用している人は、今すぐbluetoothキーボードを入手する事をお勧めします。キーボードによるタイピング入力に慣れた人なら確実に世界が変わります。

 僕の生活に即して言うと、これでポメラが必要なくなりそうです。ポメラというのは、テキスト入力に特化したツールでUSB接続でPCにデータを転送することができます。

 iPhoneへのBluetoothキーボード入力は、ポメラと同等程度の速度で文字入力をすることが可能でした。また、キーボードとタッチ(変換候補を確定する時によく使う)と併用した文字入力は何だか新鮮でした。

 これらは、僕にとって実に革命的なことです。

 テキストベースの記事であれば、PCを持ち歩かなくても、iPhoneとBluetoothキーボードを持ち歩けば、執筆することが可能になるからです。ツイッターへの投稿もより効率的に行うことが出来るようになります。

 iPhoneへのBluetoothキーボード入力が可能になったことで、いくつか重要な潮流が生まれました。まず、タッチタイピングのスキルの重要性がこれまで以上に重要になってきたということです。

 iPhoneに高速入力するために、苦労してフリック入力を覚えた皆さんには、「ご愁傷様です」と言う他ありません。まぁ、指の体操にはなったと思います。

 いまや、若い人がPCスキルに関して、何より先に覚えるべきは、タッチタイピングとショートカット・キーの使いこなしだと僕は思います。マウスや指を使うのは、あくまで補助的なものだと考えた方が、効率が上がります。

 ただし、課題もあります。

 先ほど、evernoteを使って試しに「キーボードでのiPhoneへの文字入力」に関する記事を一本書いたら、突然クラッシュして原稿が消えてしまいました。

 iPhoneで長文の原稿を書くようになると、アプリの不具合で折角書いたものが誤って削除されてしまうリスクが生まれます。

 残念ながら、iPhoneはPCと比べて、"誤削除"のリスクが高いように感じます。指でタッチした場所が微妙にずれていて、削除してしまうということも日常茶飯事です。

 Bluetoothキーボードを使ってiPhoneで原稿を書くとして、どのアプリを使うのがよいのでしょうか。それほど便利じゃなくてもいいけど、記事が消えてしまう可能性があるアプリは論外です。

 あるいは、細かく区切って、どんどんツイッターにアップしておくのが安全なのかもしれない。

 いずれにしても、今、モバイル機器の文字入力をめぐる状況が激変期を迎えていることは間違いありません。

 この"変化という試練"の波に乗れば、一気に優位なポジションを取ることすら可能なのだと思います。


山田宏哉記
 
 2010.7.3
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