ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2639)

英語学習進化論

 先日、ネイティヴ・スピーカーの方を交えて「英語で飲み会」をやりました。これがとても面白かった。酒の席だとある種の羞恥心が消えて、いい加減な英語でもバンバン口にできました。

 そして改めて英語学習のあり方について思います。

 テクノロジーの進化に伴って、英語学習のあり方が大きく変わってきています。

 今は、英語圏の外国人や英文と接する機会そのものが少なかった。そしてネイティヴ・スピーカーは、ただネイティヴ・スピーカーであるというだけで、絶対的な権威を持っていました。

 今では、ウェブへの接続環境さえあれば、英語の独学は相当程度まで可能になりました。英語の音源や動画は、いくらでも転がっています。向学心のある人にとっては、非常に恵まれた時代です。

 また、今の時代、英語の基礎ができているなら、英作文はGoogle先生に添削してもらうのが良いでしょう。

 自分が作った英文を引用府で括ってグーグル検索する。ヒット数が多ければ安心して使って良いし、ヒットがなければたぶん英文として間違っている。非常にシンプルな方法です。実は、英会話の先生もこの方法を勧めていました。

 どうしてもネイティブ・スピーカーに確認してもらう必要があるのは「自分の発音が正しいかどうか」という点に限られてきているように思います。

 ビジネスパーソンにとっても、情報収集の際「英語の情報源を組み込む」のが必須となる時代はすぐそこまで来ていると思います。いや、もう既にその時代は来ていて、気付いている人と気付いていない人がいるだけかもしれません。

 そして、何より英語を使いこなせるようになれば、「いざとなったら、海外で暮らすことができる」という選択肢と安心感を手にすることができるでしょう。案外、このためだけでも、英語を勉強する価値はあるかもしれません。

山田宏哉記
 

 2010.7.22
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