ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2676)

 2010年の横須賀 "場末の久里浜"探訪記

 昨日(2010年8月28日)、神奈川県横須賀市の久里浜を探訪しました。JR横須賀線の終着駅になります。

 久里浜に行った表向きの目的は、「ペリー公園」を探訪することでした。但し、裏の目的は「久里浜刑務所」と「久里浜少年院」を偵察することでした(もちろん、観光案内には書かれていない)。

【写真1】ペリー通り。この先に「ペリー公園」がある。



【写真2、3】ペリー公園。ペリー上陸記念の碑



【写真4】ペリー公園内・ペリー記念館。残念ながら、閉館時間を回っていた。


【写真5、6】関東自動車工業の久里浜寮。



 
思わぬ収穫として、関東自動車工業の久里浜寮を見つけた。関東自動車工業といえば、秋葉原で無差別連続殺傷事件を起こした「あの加藤さん」の派遣先であった。

 尚、秋葉原で起きた"あの事件"の現場と突入経路については、既に「運命の高架下 秋葉原無差別殺人への道」で書いたので、興味のある方は読んで欲しい。

 作業着に上半身ランニングの方が敷地内をウロウロしていて、まさに「プロレタリアート」の感があった。おそらく、彼らの将来を覆う閉塞感は、何も変わってはいない。

【写真7、8】久里浜の海。



 写真は人が写りこまないように調整したが、実際は上半身裸の人が浜辺以外の場所にもはみ出してきていて、「何だかなぁ」という感じだった。「場末感」が漂う海だ。

【写真9】法務省長瀬官舎。刑務所と一般社会の間の「連絡通路」となっている。


【写真10】法務省長瀬官舎。壁の向こうには少年院。


 
久里浜の刑務所と少年院に関しては、歩いて合法的に接近・撮影できるのは、法務省長瀬官舎前までだった。

 刑務所と少年院は海に面しているため、陸地からアクセスするためには、この官舎を通り抜けるしかない。この奥に久里浜の刑務所と少年院がある。

 
道に迷ったふりをして侵入するという方法もあるが、不法侵入で逮捕されるリスクがあるので、やめておいた。

【写真11、12】陸上自衛隊久里浜駐屯地。



 自衛隊、刑務所、少年院、関東自動車工業の寮など、久里浜は、「普通の場所」というにはちょっと無理がある。

 そしておそらく、この種の微妙な雰囲気は、実際に行ってみないと、なかなかわからないと思う。そう、久里浜は「場末」であり、「日陰の地」なのだ。

 山田宏哉記



 2010.8.29
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