ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2700)

 江戸東京博物館 「東京復興」展探訪記

 昨日、江戸東京博物館で開催されている「東京復興」展に行ってきました。昭和20年代の東京の写真の特集です。

 本企画展は9月26日までの展示です。舞台裏を書くと、9月25日の午前中、小田原城の天守閣に行った際、たまたまこの企画展のポスターを見つけました。 

 通常ならこれで諦めるのですが、江戸東京博物館の開館時間は土曜日のみ普段より遅く19:30までとなっています。

 強烈に「行きたい」と思ったので、小田原から東京に帰る折に、江戸東京博物館に寄るという方向で調整することにしました。

 果たして、その甲斐が内容的には満足。客入りも上々でした。

 尚、「写真撮影可」だったので、悉く気になった写真を撮影してきました。

【写真1】マッカーサー元帥と将軍たち。


【写真2】マッカーサー元帥と天皇。


【写真3】銀座交差点のMP(憲兵)。


【写真4】闇市。


【写真5】QHQ兵員クラブ。


【写真6】かつての徳川宗家の邸宅があった場所。


 
結局のところ、特に気になるのは「戦争に負けるということ」を象徴的に示す写真だった。65年前、日本は"決定的な敗北"を帰した。

 戦後、日本はアメリカの属国として、反共の防波堤として、核の傘に守られ、(アメリカの存在を脅かさない範囲内において)経済成長に勤しむことができた。自民党と読売新聞には、CIAの資金が流れこみ、世論はコントロールされてきた。

 田中角栄から小沢一郎に至るまで、アメリカに反抗的な政治家は悉く潰されてきた。

 もう60年前、おおよそ2世代前の話になる。「戦争に負けた」という事実は重かった。

 ここに来て自民党の一党独裁体制は終焉を迎え、プロパガンダ紙である読売新聞は凋落の一途を辿っている。

 
ようやく僕たちは「もはや戦後ではない」と言う資格を得つつあるのではないだろうか。

 山田宏哉記



 2010.9.26
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