ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2705)

 ビジネスパーソンにとって「勉強」とは何か

 10月から暫くは、「勉強」がメインの仕事になりそうです。知識がないと仕事にならないので仕方ないのですが、正直、それで給料を貰うのは申し訳ないものがあります。

 そこで、小山龍介(著)『STUDY HACKS!』(東洋経済新報社)を読んで、改めて効率的な勉強法を考えました。

 一番重要なのは、やはり「なぜ、勉強するのか」という動機付けの部分でしょう。

 本書では、ビジネスパーソンにとっての勉強とは「特定の会社の中だけで通用している知識を、より汎用性の高いものへと昇華させる方法」(P234)だと指摘されています。これは私も同感です。

 特定の業種の、特定の会社の中でしか通用しない技術や知識を"飯のタネ"にするのは、あまりにリスクが高いと言わなければなりません。

 その他、役に立ちそうな小ネタがいくつかありました。例えば、「知らない場所」に行くとシータ波が出て、脳が情報収集モードに切り替わるので、勉強に集中できます。私はよく「知らない街の喫茶店」で勉強するのですが、これには医学的な根拠があったようです。

 もっとも、知的職業の従事者は、ランニングや自転車、柔軟体操を生活習慣に組み込んだ方がより効果的だと思います。ポジティブ・シンキングよりも有酸素運動の方が脳に血流がいきます。

 以前、従事していた武術の先生も仰っていたが、「頭の柔らかさと身体の柔軟性は相関する」ものです。思考に柔軟性がない人は、大抵、身体も硬い。

 知的な職業についている方は、仕事のパフォーマンスを上げるためにも、積極的に身体を動かした方がいいと思います。

 そして、何より学習したことをアウトプットする機会を持つ。これが鉄則でしょう。

 以前も書きましたが、「自分が理解できる」ことと「他人に理解できるように説明する」ことは、違います。自分が新たに学習して理解したことは、他人に説明すると記憶の定着に役立つものです。

 この辺りに気を付けながら、一気に実務で使えるレベルまで持っていこうと思います。

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 山田宏哉記



 2010.10.3
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