ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2715)

 参謀の職務を考える

 後正武(著)『経営参謀の発想法』(PHP文庫)を読了しました。

 本書でも触れられているのですが、ビジネスの世界で、ラインとスタッフという区分の仕方があります。直接的な生産物を生み出すのがラインであり、ラインを補佐するのがスタッフになります。

 これらは軍事用語に由来していて、ラインは戦線部隊、スタッフは参謀に由来します。

 大きく言えば、僕も"参謀"の仕事をしています。多少無理があっても、そう考えることにします。

 やや脱線気味の話になりますが、「サンボウ」という音の響きと、「参謀」という表記・字形も好きです。

 では、参謀とは本来、どのようなことをする職務なのか。

 調べてみた結果、どうやら情報を収集・分析し、トップに対して提言するのが元来の仕事のようです。ですので、適性として「頭がいいこと」は必要な条件になるでしょう。

 また、気をつけたいのは、どうやら「遠慮は禁物」のようなのです。

 例えば、会議の際、計画に不備を見つけたり、不安な点があったとする。

 こういう場合「遠慮して発言しない」というのは、参謀には許されない態度となります。年齢や"偉い人"に遠慮する必要はありません。なぜなら、議題に関して、あらゆる角度から検討することが参謀の職務だからです。

 もちろん、現実にはそのようにいかないかもしれない。しかし、参謀とは本来、そうあるべきです。

 そしておそらく、参謀本来の役割は、僕の適性に合っていると思います。

 「参謀は何を為すべきか」。今後とも、掘り下げて考えていきたいと思います。

山田宏哉記

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 2010.10.13 記事一覧へ戻る 文筆劇場・トップ