ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2803)

 2010年の横浜 山手西洋館探訪記

 昨日(2010年12月11日)、横浜山手にある西洋館を探訪してきました。横浜の山手地区は、歴史と異国の香りがします。

 今から100年近く前に作られた建築が、内部を含めて一般公開されています。主だった建築物を一通り踏破して写真を撮ってきたので、以下、紹介致しましょう。

【写真1】山手111番館。J.H.モーガン設計(1926年)。


【写真2】横浜市イギリス館。1937年建築。かつての英国総領事公邸。


【写真3】山手234番館。朝香吉蔵設計の外国人向け共同住宅。1927年頃建築。


【写真4】エリスマン邸。1926年建築。


 尚、エリスマン邸は、「現代建築の父」であるA・レーモンド設計した。絹糸貿易商シーベルヘゲナー商会の支配人であったエリスマンの私邸になる。

【写真5】べーリック・ホール。1930年建築。


 べーリック・ホールは、イギリス人貿易商B.R.べリックの邸宅だった。設計したのは、J.H.モーガン。

【写真6】ブラフ18番館。大正末期建築。


 ブラフ18番館は、カトリック山手教会の司祭館として1991年まで使用されていた。

【写真7】外交官の家。1910年建築。


【写真8】外交官の家。書斎。


【写真9】外交官の家。喫茶コーナーでレモンティを。\650。


 「外交官の家」は明治の外交官・内田定槌の邸宅で、J.M.ガーディナーが設計。個人的には、「外交官の家」が最もよかった。

 さて一通り、横浜の山手西洋館を見学して、「いい家」について考えさせられました。100年近く前に設計・建築された邸宅であるにもかかわらず、今でも「住みたい」と思わせるものがあった。

 その理由は何か。強いて挙げるなら、僕は以下の3点を挙げたい。

 1.建築家個人が設計している 
 2.歴史が刻まれている
 3.ライフスタイルがイメージできる

 山手西洋館、あまり広く知られているとは言えませんが、非常に収穫の多い探訪になりました。

 山田宏哉記



 2010.12.12 記事一覧へ戻る 文筆劇場・ト