ジョン・スミスへの手紙
 サイバー・ラボ・ノート (2967)

 2011年の福島 日常と非日常のあいだ

 本日(2011年4月30日)、福島県の郡山市と福島市を探訪しました。

【写真1,2】開成山公園。地震による損傷が散見される。




【写真3】21世紀記念公園。キャッチボールをする親子。


【写真4】aveさんの生ライブ。「福の歌」などを披露。


【写真5】JR東北本線の車窓から。更地のような田畑が広がる。


【写真6】福島駅前でレンタルした「ももりん号」。市街地散策に役立った。


【写真7】福島の市街地で見つけた脱力酒場「ピヨピヨ丸」。


【写真8】神奈川県立美術館。スタジオジブリのレイアウト展開催。


【写真9】スタジオジブリ展に集まる福島県民たち。


【写真10】信夫山から臨む福島の市街地。福島県民の心象風景。
We love Fukushima!


 福島は今、日常と非日常が混在していると思います。

 福島を歩いていると、地面が歪んだり陥没したりしていて、足の裏で「あっ、地盤が動いたんだ」と感じました。

 また、公園でキャッチボールをする親子がいる一方で、目刺しの深い帽子にマスクという姿の人も散見されます。もちろん、程度の差はあれ、みな不安は抱えているでしょう。

 印象的だったのは、郡山の駅前ビルで行われていた「がんばろう、福島」の 音楽イベントです。

 最大の収穫は、aveさんの「福の歌」を生で聴くことができた。これだけでも福島に来た価値がありました。

 曰く「誰かのせいにすれば容易いことを 自分のせいにして立ち上がろう そんな思いでいることが争いをなくすんだろう」

 午後は郡山市から福島市に移動し、県立美術館でスタジオジブリ展を鑑賞し、信夫山に登りました。

 美術館は賑わっていました。ここに来れるのは「余裕のある人たち」とは思いますが、楽しそうで何よりでした。

 信夫山は見た目より登るのが大変で、息を切らしながら登りました。

 木々に覆われてなかなか視界が開けませんでしたが、展望台からの景色は素晴らしかった。ここはオリジナル版の「福の歌」にも出てきます。

 今回、僕は地震と原発事故にかこつけて福島を訪れた面があります。それはあまり褒められたことではありません。

 でも次は、地震や原発事故とは関係なく、福島を訪れたいと思います。福島にはそれだけの魅力がある。

 実際に福島の地を自分の足で踏んで、そう強く感じました。

 (1,000字)

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 山田宏哉記

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 2011.4.29 記事一覧へ戻る 文筆劇場・トップ