ジョン・スミスへの手紙
サイバー・ラボ・ノート (3135)

 ビジネスパーソンがヨガをするべき理由

 ビジネスパーソンがヨガを嗜むのは、仕事に良い影響を与えると僕は体験的に感じる。その理由として、下記の3点を挙げておきたい。

1.セルフコントロールの精度が上がる
2.学習能力が向上する
3.身体能力が向上する

 ヨガを「セルフコントロールの訓練」と捉えれば、仕事にも大いに役に立つ。毎回、自分の身体の限界(制約)を感じることになるものの、その中での進歩と気付きはある。

 その意味で、仕事の実務を覚えたり、男女の機微を覚えるプロセスと共通点は多い。「物覚えの良さ(学習能力の高さ)」という汎用性の高い技能を鍛えるために、ヨガを習うのは有効だと思う。

 実務の腕を支えるのもあくまで身体(脳を含む)だ。ヨガで身体の調整をすることで、生活の全局面の質が高まる。

 もっとも、ヨガはあくまで実技であり、実践であり、あまり言葉で論じるものでもない。

 僕がヨガを始めたのは、約7年前(2005年)のことだった。

 スポーツクラブに通っていたので、そのスタジオでレッスンを受けるのが中心だった。一時期は、本格的なヨガの教室に通っていた。就職するまで、こんな生活が約3年間続いた。

 大学時代、僕は人格が破綻していた。ヨガを始めてからは、比較的、まっとうな人格に立ち直ることができた。その結果が今の僕というのは痛いが、これでも相当マシな人間になったのだった。

 就職してからは、スポーツクラブに通う時間も余裕もなく、丸4年が過ぎてしまった。

 長過ぎるブランクを経て、僕はまた、スポーツクラブでヨガのレッスンを受けるようになった。

 やはり、社会人になってからというもの、柔軟体操をサボっていたので、硬い身体が更に硬直してしまっていた。

 ここ数年で骨盤や股関節がガチガチに固まってしまったことを改めて痛感する。僕の持論では、身体の柔軟性と思考の柔軟性には強い相関関係がある。知らず知らずのうちに学習能力や閃きの鋭さが低下していたようだ。

 それでも、ヨガを再開したことは、僕の仕事にとても良い影響を与えている。継続的に続けることが大切だと思っているので、僕はまた、定期的にヨガのレッスンを受けることにした。

 ヨガが仕事に役立つ理由は、理屈で言えば、冒頭の3つのようになるだろう。ただ、僕自身、「役立てよう」という意識で受けるわけではなく、「結果的に役に立つ」というニュアンスだ。

 考えようによっては、「ヨガほどコストパフォーマンスの高いことはない」とすら言えると思う。

山田宏哉記

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2012.5.11 記事一覧へ戻る 文筆劇場・トップ