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 左右均等の立ち方

 よく、脚を交差させて立っている人を見かけます。

 片脚の関節を伸ばしきって、ベッタリと体重をか けている人もよくいます。「骨をロックする(固定 する)」立ち方です。一昔前の「休め」の姿勢は、 こうでした。

 これらは一見、楽なようですが、骨の歪みの原因 になります。

 特にキレイな女性がやっていると、「うわぁ!  スタイルが悪くなっちゃうよ!」と言いたくなって しまいます。(さすがに言いませんが。)

 立ち方は、左右均等に足に体重をかけるのが基本 です。さらに、足の内側に重心をかけて立つように します。

 脚の内側の骨は、外側の骨より太くできているか らです。

 もっとも、僕の感覚では、人間は「ただ、動かず にその場に立っている」という動作が思いの他、苦 手です。

 30分歩くより、その場で30分間立ち続ける方が、 難しいです。武術の修行にも「ただ立っているだ け」というものがあります。

 「座る」という楽に見える動作でさえ、その場で 2時間も同じ姿勢を続ければ、腰が痛くなります。 立って走りたくて仕方なくなります。(混雑した芝 居を観に行った際に、経験しました。)

 おっくうがって、動きを止めると、かえって身体 に負担がかかります。

 ですので、「左右均等の体重配分で立つ」という ことより、さらに大切なことは、「こまめに動く」 ということになります。

山田宏哉記

P.S. 僕も縄跳びをすると、だんだん左回転してしまうので、矯正しなくてはいけません。

2005.10.2

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