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 役者修行のつもりで

   昨夜から、本屋さんでの仕事が始まりました。 雑誌を扱うことになりました。 主としてカウンターでの仕事です。 口頭で説明されても、実際にやってみないことにはわかりません。

 昨日は、ほとんどぶっつけ本番でした。チャンスもリスクもストレスも、今までの仕事と比べて、数倍です。

 これまで接客の仕事をしたことがないのに、いきなりひっきりなしに客がやってくるようなカウンター業務です。

 「本屋の静寂な空間」というより、バーゲンセールをやっているスーパーマーケットのような場所です。

 勉強にも人間修行にもなる場だということだけはわかりました。

 伊勢丹での掃除業務を完全にやめなくて正解でした。 「逃げ場所がある」というのは、ありがたいことです。

 もし、ここ一本でやっていくことになっていたら、きっと頭がおかしくなっていました。扱っている商品が本でなければ、たとえ時給\2,000でも嫌です。

   週4日1日4時間というのが、せめてもの救いです。

「僕は接客が大好きだ」と自己催眠をかけて、役者修行のつもりで乗り切ることにします。

山田宏哉記

P.S. 少なくとも、あと2ヶ月は、何が何でも食いついていきます。

2005.10.14

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