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 かわいげの身体作法

 「かわいげがある」または「愛嬌(あいきょう )がある」と言われる人には、共通点があります。

   とても無防備に見えることです。

 これは、身体的に表現すると、肩肘を張ってい ない状態です。肩と肘を脱力して、ストンと落と しています。  

 この肩と肘の力が抜けているかどうか、簡単に 確認する方法があります。

 「普段から、肩がこるか、こらないか」です。

 肩と肘の力が抜けていると、PCのキーボード を打ち続けても、肩がこりません。

 肩がこるのは、肩に余計な力が入っているから です。

 肩こり解消法というのは、おかしな話で、本当 は、肩がこるような身体の使い方そのものが間違 っているのです。

 人間は、緊張したり警戒すると、無意識のうち に、肩や肘に力が入ります。

 こうすると、相手の緊張感や警戒感を呼び起こ してしまいます。

 精神的な面も大きくて、「人を見たら泥棒と思 え」とか「男はみんなケダモノである」とか、他 人を疑うことを前提とした教育を受けて育つと、 かわいくない大人が出来上がります。

 美人でもハンサムでも、肩肘を張っていると、 かわいげがありません。

 というわけで、「かわいさ」の重要な条件とし て、「肩肘を張らない」ということがあるのです が、たぶん普通の女性誌には書いてありませんね。

山田宏哉記

P.S. ちなみに僕は、女性誌では「婦人公論」と「日経ウーマン」が好きです。

2005.10.26

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