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 ぶらさがると背が伸びる?

 一定の年齢を超えると、身長測定で、去年と同じ数値になります。  「目標身長」に届かないまま、身長が去年と変わらない状態を迎えると、ちょっと寂しいものがあります。

 僕は、21歳の時、身長をあと1センチだけ伸ばすために、最後の悪あがきをしました。

 その時、思ったのが、「鉄棒にぶらさがっていると、身体が引き伸ばされて、背が伸びるんじゃないか」ということでした。

 これには根拠があります。重力のある場所で生活していると、背骨が圧縮されるからです。だから、大人になっても、重力から開放された寝起きの身長は、夜より1センチ前後高いという現象が起こります。

 特に脚を伸ばしたいなら、ひざ裏を、鉄棒にフックして、逆さにぶらさがるというパターンがあります。(ただし、首を伸ばすために、首にロープを巻きつけてぶら下がるのは、やめましょう。)

 鉄棒にぶら下がると背が伸びるというのは、眉唾ものの世界ですが、手間も費用もかからないので、「ダメもと」でやる価値はあります。特に、身長測定の直前にぶら下がると、効果があるように思います。

   また、同時に、身長の伸びを阻害する運動に気付きました。

 おそらく、骨格が完成する前の成長期に、足腰を鍛えるスクワット系の筋力トレーニングをやりすぎると、身長の伸びが鈍くなります。(僕は、女性にはもちろん、男性にもあまりスクワットをすすめません。)

 少年少女のみなさんは、体育などの準備体操でも、屈伸は最小限で済ませて、伸脚を入念にやった方が、たぶん将来、背が高くなります。

山田宏哉記

P.S. ただし、僕自身の成果は、あまり感じられませんでしたが。

2005.11.4

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