(635)

 爪先立ちで背を高くする

 仮に身長を伸ばすことはできなくても、背を高く見せることはできます。

 そのための技術のひとつが、本来の爪先立ちです。

 「本来の」という修飾語をつけたのは、平均的な人は、 実は文字通りの爪先立ちができていないからです。

 「爪先立ちをして下さい」と言われると、ほとんどの人は、足の親指の付け根(拇指球)に力を入れて立ちます。足指全体が、ペタッと接地しています。これは、厳密に言えば、「中足立ち」とでも呼ぶべきものになります。

 これはこれで、トレーニングとして、効果があるのですが、本来の爪先立ちを覚えると、何かと役に立ちます。

 本当の爪先立ちは、足の指先(爪先)だけで立ちます。 接地面積が最小限なので、コンパスの針みたいに、クルクル回ります。 普通の人の「爪先立ち」より、さらに数センチ、背が高くなります。

 素足でも、靴を履いた状態でもできるようにしておけば、言うことなしです。

 バレリーナの足元を見れば、わかります。 クラシック・バレエなどでは、背を高く見せること、脚を長く見せることが最優先課題のひとつになっています。

 本来の爪先立ちができると、高いところにあるものを取るときなどにも便利です。 慣れないうちは、フラフラしやすいので、バランス感覚のトレーニングにもなります。

山田宏哉記

P.S. 「毎晩、両親に脚を引っ張ってもらったら身長が伸びた」「ヨガをしたら伸びた」などの報告をいただきました。気になる人は、試してみてはいかが。

2005.11.7

記事一覧へ戻る 文筆劇場・トップ