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究極の食事メニュー決定術
今さら言うことでもありませんが、「次の食事で何を食べるか?」というのは、とっても大切です。
僕が指針にしていることに、「(なるべく)多種多品」と「前回、前々回の食事メニューと違うものにする」ということがあります。
1.主食について
僕は、ご飯党なので、毎日、2食以上は、お米を食べます。
パンや蕎麦(そば)やラーメンは、一日一食までにしています。
3食ご飯というときは、そのうちの一食を、赤飯、玄米、ターメリック・ライス、チャーハン
などの「色つき」にするなどの工夫をしています。
2.メインディッシュについて
僕の中では、「肉を食べたら、次は魚」という原則があります。
魚や卵の食べすぎに関しては、僕は特に気にしません。
肉にしても、前回、牛肉を食べたら、次は鶏肉といった具合に、なるべく散らします。
魚でも、なるべく前回とは違う種類の魚にしています。
さらに調理法も視野に入れれば、フライで食べた後は、刺身にする、などの工夫があります。
3.飲み物について
巷では、牛乳が飲み物の王様のように言われます。
牛乳が栄養豊富なことは事実ですが、僕は、「多種多品」という点から、毎日毎食、牛乳ばかりを飲むことはしません。
具体的に言えば、ヨーグルト・ドリンクと豆乳、野菜ジュースなどをバランスよく折り混ぜています。
もっとも、基本は、身体(内臓)が欲するものを食べるのが一番です。
それでも、眼で見て「おいしそう」と感じる食べ物は要注意です。
例えば、あらかじめ「ケーキが食べたいなぁ」と感じていて、ケーキを食べるのは、問題ありません。
でも、例えばドーナツ屋さんで、ショウケースにズラーっと並んだドーナツを見ているうちに、「何だかあれもこれも食べたくなってきたなぁ」とやっていると、必要以上に食べ過ぎてしまいます。
視覚は内臓より欲ばりです。
なので僕も、ミスター・ドーナツに行くときは、心を鬼にして「2個まで」などと決めてから行きます。
山田宏哉記
P.S. 「ココアは脳によい」といった単発の能書きより、こちらの方が大切です。
2005.11.23
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