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 壁を押すといいことがある

 「壁(かべ)」を利用したトレーニング方法は、数多くあります。

 中でも、単純明快かつ効果的なのが、「(全力で)壁を押す」という系統のものです。  動かないものに対して筋力を発揮するアイソメトリックのトレーニングの一種です。  

 僕はよく、準備体操でいう「アキレス腱のばし」の姿勢で、壁を思い切り押しています。

 家の中で、最も周りに迷惑をかけずにできる全身トレーニングのひとつです。  

 全身の筋肉が動員されます。特に普通に何もない空間でアキレス腱を伸ばすより、身体を前傾させることができるので、よりアキレス腱が伸びます。

 さらに、掌(てのひら)の底を上、指を下にして壁を押すと、普段、意識しにくい前腕の屈筋群のストレッチになります。

 他にも、手首から先の形を変えることで、応用範囲が広がります。「指だけで押す」「拳で押す」「手の甲で押す」「手刀で押す」などです。

 もちろん、「肘(ひじ)」「肩」「額(ひたい)」などでもできます。それぞれ、伸びたり鍛えられる箇所が、若干、異なってきます。

 ともかく、「壁を押すといいことがある」と覚えておけば、間違いありません。

 ただし、自宅の壁を押すと、家が倒壊してしまうような気がする人は、おうち以外の壁を利用した方がいいでしょう。

山田宏哉記

P.S. 昨日、久しぶりに本格的な肉体労働をしました。ただいま、筋肉痛です。

2005.12.4

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