(676)

 給料日に飲みに行かない

 今更、言うことでもありませんが、給料日というのは、おそらく誰にとって嬉しいものです。

 だからこそ、気をつけたいことがあります。  それは、自分への投資を重視するなら、給料日にはお酒を飲みに行かない、ということです。

 給料日は、ただでさえ気持ちが高ぶって、天下を取ったような気分になっています。

 特に、給料日前の数日間、貧窮問答歌のような苦しい生活をしていた人にとっては、なおさらです。

 だから、お酒を飲みにいくとなると、冷静な判断ができなくなって、パーッと無駄に散財してしてしまう可能性が高いのです。「宵越しの金は持たない」というのは、江戸っ子みたいで粋ですが、大抵、後悔することになります。

 するとまた、次の給料日前が苦しくなって、また反動で大酒を飲むという悪循環に陥ります。そもそも、二日酔いでうなされるために、大金を投じるのは、馬鹿馬鹿しいことです。

 僕は、給料日に飲みたいときこそ、缶ビールを買って家でチビチビ飲むなり、ジョッキ一杯で抑えています。本格的に飲みたければ、給料日のほとぼりが冷めてからにした方が、単純に得です。

山田宏哉記

P.S. 慢性的に金欠の人は、とくにそうです。

2005.12.10

記事一覧へ戻る 文筆劇場・トップ