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 恋愛論の達人

 なぜか、仕事場の男性に、恋愛相談のようなものを持ちかけられました。  僕に男女の機微や女心について尋ねるというのは、ミスター・ドーナツで「きつぬそば」を注文するようなものです。

 しかし、頼られた以上は、自称「恋愛"論"の達人」として、全力で能書きを垂れます。結局、3つほど、一般原則的な助言をいたしました。

 1.瞬発力で勝負。事前に考えすぎない。

 何事も、実際にやってみるまで、わかりません。

 事前に「こう言われたら、こう言う」などということを、予想したりするのは、不可能です。また、予想していた展開と違った時に、パニッ クに陥るもとになります。

 最悪なのは、悲観的な予想を立てて、何もせずに諦めてしまうことです。  むしろ、大切なのは、その場で臨機応変に対応できる瞬発力です。

 2.何をプレゼントするかより、記念日を覚えていることが大切。

 相手との関係性を無視して、いきなり、「何がほしい?」とか「ブランド品を買ってあげよう」というのは、興ざめです。

 記念日さえ覚えていれば、プレゼントは、別にシュークリーム1個でもいいのです。

 僕のお気に入りは、気に入った絵葉書に、メッセージとイラストを添えて、プレゼントすることです。

 3.一発逆転ホームランより、コツコツとヒットを狙う。

 これは、個人的な僕の好みで、もちろん「相手によりけり」です。  ボクシングでは、ジャブが基本技なのと同じです。  僕自身は、宝クジで一攫千金をねらうようなことはしないという話です。

山田宏哉記

P.S. 特技の能書きがいかせて、嬉しいです、うむ。間違いがありましたら、ご一報を。

2005.12.14

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