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 登録制アルバイトの長所と短所

 世の中には、「登録制アルバイト」とまとめることができる形態の仕事があります。メジャーなアルバイト情報誌でも、大抵、大々的に広告が打たれています。

 自分の都合で、勤務日が自由に組める(1日のみでも可など)ところに大きな特徴があります。給与も、時給\1000程度が相場で、日給(日払い)が多いようです。いわば、現代的な日雇い労働です。

 「固定のシフトを組んでアルバイトをするのは嫌だけど、金欠になったら働きたい」という人に適しています。

 僕は、以前、登録制のアルバイトをメインにしていました。今は、やっていません。冷静に判断して、登録制アルバイトはあまりに条件が悪い、のです。

 僕の経験から言って、登録制アルバイトの求人情報は、基本的に「嘘っぱち」と考えた方が得策です。

 1.希望日に仕事があるとは限らない。

 僕がやっていたところでは、仕事の有無がわかるのが、前日の18時頃でした。

 しかも、「仕事が入るかもしれない」という理由で、他の予定を入れることができません。これで「仕事なし」と言われれば、手持ち無沙汰な1日が生まれます。

 僕の場合、希望した日数のうち、5分の2は、仕事なしでした。

 2.労働内容と人間関係が、厳しい。

 登録制アルバイトで生まれる人間関係は、原則として「その場限り」です。  ですので、相手(お客さん)は、大抵、「元を取るために、なるべくこき使ってやろう。」と考えています。

 特に、若い男性がやらされる力仕事には、常軌を逸したものが、少なくありません。  怒鳴られたり、無視されたりするのは、日常茶飯事です。  怪我をしても、「自分が悪い」で終わりです。  気の弱い人だとノイローゼになります。

 3.交通費込みが基本。

 僕が働いていた所では、求人広告では、「交通費補助」と書いてありました。  しかし、内実は「交通費が千円を超えた場合、超過分を払う」ということでした。  つまり、交通費が往復で\1020かかったとしたら、\20だけ払ってもらえるというわけです。

 しかも、集合場所は遠い場合が多く、僕は、埼玉から神奈川の川崎や千葉の西船橋まで行くことが多々ありました。

 それでも、「なるべく仕事に拘束されたくない」というのであれば、登録制アルバイトも悪くはないと思います。

山田宏哉記

P.S. おまたせ、『短時間アルバイトでしっかり稼ぐ方法』が始動いたします。

2005.12.15

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