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 クラシック音楽の演奏会/『東洋大学「第九」演奏会』

 昨日、東京文化会館(上野)の大ホールで行われた、 『東洋大学「第九」演奏会』に出かけてきました。5階 席まであるうちの、3階席で鑑賞しました。

 クラシック音楽の演奏会に出かけるのは、実に数年 ぶりのことでした。

 今更ながら、当たり前かつ大切なことに気付きまし た。

 クラシック音楽は、生で聴くことを前提にしていま す。ホール(会場)の音響効果や、音の厚みというの は、なかなか録音されにくいのです。

 逆に現代のロックやポップスは、CDで聴くことを 前提にしています。実際の生演奏より、大抵、CDの 方が音が綺麗です。

 だから、ライブに行って「CDの方がよかった」と いう感想を抱く場合が少なくありません。

 クラシック音楽であれば、「生演奏よりCDの方が よかった。」ということはありません。

また、実際に生演奏に触れていれば、CDを聴いて いても、聴こえてくる音の奥にある雰囲気まで、感じ られるようになるのです。

   クラシック音楽が教養人をイメージさせるせいか、 「クラシックは苦手だ」という人が少なくありませ ん。

 ただ案外、「クラシック音楽のCDが奏でる再生音」 が好きではない場合が多いのではないかと思います。

 クラシック音楽の食わず嫌いにつける薬は、何より 実際にコンサートに足を運んでみることだと感じまし た。

山田宏哉記

P.S. そう、これでも僕は「教養人」なのでした。

2005.12.23

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