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 今年はまだ終わらない

 目下のところ、年賀状を書いています。 (最近の若者は、年賀状を書かない場合が少なくないようですね。)

 そうでなくとも、忘年会の季節が訪れ、今年一年のことを振り返る機会が多くなっています。

 いかにも、「今年ももう終わりだ。新年こそは…」という雰囲気です。

 だけど、ちょっと待って欲しい。  今年は、まだ終わっていない。

 2005年がすでに終わった気になっている人は、今を生きていないのです。  むしろ、これからが勝負です。

 あと、丸々3日もあるというのに、その貴重さが見えていない人が多いのです。  しかも、他人に邪魔されることも少ないチャンスの時期です。

 ようやく、ここからがラストスパートを駆けるべきときだというのに、もうゴールした気分になっています。「詰めが甘い」というのは、年末にこそ、端的に現れるのです。

 年の瀬は、誰しも気がゆるんでペースダウンするので、周りに差をつけるのにもってこいです。

 12月になると早速、「今年ももう終わりか」とつぶやく人と、12月31日の11時45分くらいになって初めて、「今年ももう終わりか」と振り返る人では、1ヶ月分くらい差がつきます。

 これは、年末に限った話ではなくて、1日の終わりと始めにも言えることです。

 僕は、大晦日まで、仕事を入れています。

山田宏哉記

P.S. 3日あれば、相当のことができます。

2005.12.28

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