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 格闘技フィットネス

 ここ数年来、パンチやキックなどの格闘技の動きをとりいれた有酸素運動(エアロビクス)が広がっています。ジャンジャンと賑やかな音楽が鳴るスタジオでよくやっています。

 井岡弘樹(著)『らくらく引き締めボクシエット入門』(幻冬舎)のような本を買ってきて、自宅でやることもできます。

 嫌いな人を思い浮かべながらやれば、ストレス解消にも効果があるのでしょう。

 「美容のための格闘技フィットネスなんて…」と真剣勝負志向(?)の人は、眉をひそめるかもしれません。

 だけど、以下の2点に留意して取り組めば、技術もかなり身につきそうです。

1.お手本をよく見ること。

 格闘技フィットネスのインストラクターの方は、「その世界」では、結構すごい人がやっていたりします。  

 例えば、先に挙げた『らくらく引き締めボクシエット入門』とか、いかにも軟(やわ)なタイトルの本を書いている井岡弘樹さんも、ボクシングの元世界チャンピオンです。

 よく、音楽や「ノリ」に流されて、指導員と全く別のことをしている人がいます。

 何も注意されるわけではありませんが、視界の片隅でなんとなく見る、のではなく、一挙手一投足に注目する気持ちが大切です。

2.仮想敵を強くイメージすること。

 格闘技フィットネスでは、いわゆる「空打ち」「シャドウボクシング」が基本です。(実際にスタジオ内で、突きや蹴りを他の人に当てていたら、大変なことになります。)

 実際に相手は、目の前にいないわけですが、パンチやキックがあたかも「敵」に当たっているかのようなイメージでします。

 (道場やジムに通って、本格的に格闘技をやっている人の中にも、これが徹底していない人が見受けられます。)

 これも、何となくイメージするのではなく、なるべく「強く」イメージすることが、大切になります。

 もっとも、この2点は、僕が師匠からいつも叱られている点なのでした。

山田宏哉記

P.S. 僕も以前はやっていました。

2005.12.28

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